コラム

【リーダー研修Kick off】“チームを動かす“「チームビルディング研修」を実施しました

 

皆様こんにちは。KECビジネスコンサルティングの森川です。

6月に入り、梅雨の気配を感じる季節ですね。

 

今回は、病院・福祉施設に特化した給食会社様にて、

店長職・次期リーダー層の方々を対象とした「チームビルディング研修」を実施しました。

 

この研修は、全8回にわたるリーダー育成プログラムの一環として行われており、

 ①チームビルディング(全2回)

 ②コミュニケーション(全3回)

 ③ロジカルシンキング(全3回)

という3部構成で進められています。

 

今回はその第1部「チームビルディング」のパートにあたり、

今後の学びを支えるキックオフ的な位置づけでもありました。

 

 研修テーマと目的 

日々の店舗運営やお客様対応に追われる中で、

「チームをどうつくるか」「メンバーとどう向き合うか」といった視点を持つのは、現場ではなかなか難しいものです。

「目の前の業務を回すことで精一杯で、チーム全体のことまではなかなか考えられていない」というお悩みの声を受け、今回の研修を企画しました。

 

今回の研修では、『よりよいチームをつくるとはどういうことか』をテーマに、

実際の現場を振り返りながら、自分自身にできることをひとつひとつ考えていただきました。

 

インプットだけでなく、

例えば“リーダーシップ”や“チーム”について、個人で考える時間、グループで共有・話し合う時間もあり、

普段は別の職場でも、同じお立場同士での貴重な意見交換や悩みの共有の場にもなったようです。

 

  •  研修のご様子 

 

 

  •  受講生のお声 

・自分1人では気づかなかったことが多く、また、自分の考え方に固執していた部分があると痛感させられた。

・他の事業所の方とコミュニケーションをとることによって様々な意見を聞くことができ、自分になかった考えを知ることができた。

・良いチームを作るには11人の行動が大事。役職がなくても良いチームを作るためにできることはたくさんある。

・フォロワーシップについて上位をサポートすることで組織全体の一体感や明確な指示が伝わり成果に繋がると思った。ワークでは部下の気持ちがわかりました。

・リーダーの役割とはと改めて考えたときに、色々な行動があてはまるのだと気づいた。また、自分でも意識していないうちにリーダーとしての役割を担う瞬間があり、周りへの指示や小さな判断などチームを良くする行動ができると思った。

・上司へ報告することだけでなく、問題点や解決策を自分から提案することも必要だと思い、これから実践したい

 

受講後には、

「自分がどんな関わり方をすれば、メンバーがもっと前向きになれるかを考えるきっかけになった」

「他店舗の店長と話すことで、共通の悩みがあるとわかり、心強く感じた」

といった前向きな感想が寄せられました。

 

今回の研修を通じて、参加者の皆様が「リーダーとは何か」を改めて見つめ直す機会となったことと感じております。

現場での何気ない判断や声かけが、実はリーダーシップの一端を担っていることに気づかれた方が多く、自分の役割を再認識するきっかけとなったようです。

また、上司を支える姿勢や、部下の立場に立った視点を持つことの大切さにも意識が向けられていました。

 

 最後に 

日常業務に追われがちな中で、こうした気づきが生まれたことは、チームづくりの第一歩です。

現場で活きるリーダーシップは、一人ひとりの意識と行動の積み重ねから育まれていくと、あらためて感じた研修でした。

 

現場を支えるリーダー層の方々が、「チームづくり」に意識を向け始めたことは、組織全体にとっても大きな一歩だと感じております。今後も、現場のリアルに寄り添った支援を続けてまいります。

KECビジネスコンサルティングでは、クライアント様個別の課題感やご状況にあわせた課題解決施策をご提案いたします。

お気軽にお問合せフォームまたはお電話よりご連絡くださいませ。

 

 

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