コラム

新入社員フォローアップ研修のご紹介

こんにちは、KECビジネスコンサルティングの近藤です。
日増しに寒くなってまいりましたがお変わりないでしょうか。
気が付けば2021年も残すところ約1ヶ月半。
今年度の新卒採用活動をすでに終了した企業様もおありではないでしょうか。
4月に入社した新入社員の方々も入社半年というひとつの区切りを迎えられたかと思います。

ところで皆さまご存じでしょうか、新入社員研修の他にフォローアップ研修を実施する企業が増加しております。ある調査では7割近い企業が新入社員研修の他にフォローアップ研修を実施していると回答しています(2017年HR総研:人材育成「新入社員研修」に関するアンケート調査)。

今回当コラムでは弊社でも先日開催しました、新入社員フォローアップ研修についてお届けしたいと思います。

目次

 

新入社員フォローアップ研修とは?


フォローアップ研修とは、研修内容の定着を主目的とした研修になります。新入社員研修では学ぶことの量が多いので、しっかり定着させるには振り返る機会を作ってあげることが重要とされております。

フォローアップ研修を実施するタイミングは企業によりますが、入社後半年のタイミングで実施する企業が一番多い、というデータがあります。それだけ入社してから半年というタイミングは節目であり、学びの多い時期と言えます。

【カリキュラム例はこちら】

 

■研修内容

入社してまだ半年とはいえ、当人たちにとって激動の半年間であったはずです。
「仕事」という共通言語を得たことで、半年前とは比べ物にならないほど深い話をしているグループも見受けられました。

フォローアップ研修の立ち位置は研修内容の定着が目的ですが、それだけを主軸とした研修では実施の意義が薄いと言えます。
なぜなら、「新入社員」と一口に言っても配属先や日常の業務も異なっており、中には既に新入社員研修で取り上げたスキルが身についている人もいるからです。

KECでは、研修の中で受講者同士が話し合う時間を多く設けており、スケジュール管理やタスク管理といった仕事上必須のスキルを “自分の意見を発信する、他人の意見に触れて新たな気づきを得る” というプロセスを通じて習得する狙いがあります。
また、話し合いの中でお互いに刺激し合って仕事により前向きになることを狙っております。
話し合った内容はこちらが指示した形でアウトプットしてもらい、『多様な意見をまとめ、整理してどういう風に着地させるか』ということも体系的に学べるよう設計しています。

 

■事前学習・事後学習

KECでは、いわゆる「やりっぱなし」の研修にならないよう、研修の冒頭で振り返り・研修後には事後課題を取り入れています。
振り返る・繰り返す、という行為は定着させる上で非常に重要な工程だからです。

  ↓冒頭で新入社員研修時の振り返り↓      ↓最後に自分の成長を具体化させる課題↓

KECでは2日に渡って研修を実施しますが、初日と2日目の間に3週間の期間があります。この期間中に事後課題に取り組んでもらうのですが、事後課題の取り組みを通して今後の方向性が見えた、と発言している受講者もおり、2日目は初日よりも意欲的に参加くださる方が圧倒的に多いのも本研修の特長です。

 

フォローアップ研修を行うメリット


■新入社員研修や入社時の振り返りができる

入社から半年が経ち、徐々に日々の業務にも慣れだしたこの時期は気が緩んだり、基礎が疎かになりやすいと言われます。
新入社員研修で教わった社会人基礎部分を振り返り定着させることは、先の長い社会人生活において大いに役立つはずです。
また、入社から今日までの経験を振り返り、今後へ向けた改善点と行動目標を整理することで更なる成長に繋がります。

■メンタルケア・定着支援

研修内容にも左右されますが、離れた場所や別々の部署に配属になった同期と接点が持てる場というのは貴重です。フォローアップ研修を通して新しい仲間ができることもあります。悩みや不安を吐き出し合い、悩んでいるのは自分だけではないということに気づければ人材定着に大きく関係します。

 

2022年度 新入社員合同研修


この度、2022年度の新入社員合同研修の受付をスタートいたしました。
フォローアップ研修とセットでお申込みいただくことで、一貫性があり効果的な人材育成が実現しますので、ご検討ください。

2022年度は例年以上に主体性の醸成に力を入れたプログラムを実施する予定です。
VUCAと呼ばれるこの時代、自分で考え仮説を立て自走するスキルはより重要性を増しています。
KECの新入社員合同研修でVUCA時代に負けない強いスタートを切りましょう。

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